夫と、新婚旅行でスペインに行きました。関西国際空港からオランダのアムステルダム空港を経由し、マドリードへ。帰りはバルセロナからアムステルダム、関西国際空港へ。片道15時間かかりました。時期は今年の6月です。日本では梅雨ですが、スペインでは滞在した7日間すべて晴れていて、日中は日差しが強く快適でした。スペインを選んだ目的は、何と言ってもあのサグラダ・ファミリアを見るためです。また、その他のガウディ建築の見学や闘牛観覧も楽しみにしていました。
マドリード、スペイン南部、バルセロナという順番で旅行しました。マドリードでは闘牛を観覧しました。牛が倒される様子はショッキングでしたが、現地民の熱狂ぶりをみて、文化の違いを知ることができ、貴重な体験でした。スペイン南部への観光はオプショナルツアーで行きました。コルドバ、ミハス、セビーリャなどをバス移動で観光しました。特にミハスの白い町並みは、快晴の青空と相まって美しかったです。
バルセロナでは、念願のサグラダ・ファミリアを見学しました。予約していたので、待ち時間もさほどなく中に入れました。外観も素晴らしいですが、内装は息をのむほど美しかったです。上で枝分かれしている柱が巨大な建物を支えていて、美術と建築を両立させたガウディは天才だな、と感動しました。
食事は主にバルをはしごしました。イベリコ豚がのったオムレツが特に美味しかったです。サングリアは日本の甘いものとは違い、ワインに近かったです。
バルセロナにて、ガウディ建築のカサ・バトリョを見学しました。音声ガイドに加え、スマートフォンを渡されました。スマートフォンを内装にかざすと、画面上に当時の生活の様子が映し出されます。暖炉の跡にかざすと、火が燃えている様子が映る、などです。魚が泳いでいる演出などもあって楽しく、子供に戻ったようにはしゃぎました。
また、旅行者が自由に書けるスケッチブックが置いてありました。自分たちの名前の周りをハートで囲んで書き、高校生みたいだね、と笑いました。スペインにはバルが多く、昼から利用しました。気候も良かったのでテラス席で、サングリアを片手にオムレツや、チョリソーなどを食べました。
旅行中は天気も良く気候も良かったのでついつい開放的な気分になり、自然とお酒が進みました。気のいい店員さんも多く、夫はよく「飲んでる?」みたいな感じで声をかけられていました。異国で、現地の人と触れ合いながら気持ちよく食事をしたことが印象に残っていて、帰ってきてからも「あの時の食事、楽しかったよね」と夫とよく言っています。
スペインのスーパーでは、買い物かごを床に置き、レジ台に客が自ら商品を載せるスタイルが主流です。日系のスーパーしか行ったことがない私たちは、いつものように買い物かごをレジ台に載せて、店員さんが商品を取り出すのを待っていました。店員さんは苦笑いを浮かべ、かごを横に倒して商品が落ちてきました。やっとシステムに気づいて慌てて自分たちで商品を出しましたが、恥ずかしかったです。
スペインでは4種類の4つ星ホテルに泊まりましたが、そのうち2つのホテルでは、湯舟がありませんでした。足の疲れを癒すのに湯船にお湯を溜めてマッサージしたかったので少し残念でした。また、どのホテルでも歯ブラシ・バスローブが部屋に置いていませんでした。歯ブラシは、フロントスタッフに言えばもらえたので助かりました。日本のホテルとは備品が違うのだな、と勉強になりました。きちんとリサーチしてから旅行すべきでした。また、オプショナルツアーを利用しましたが、一日中歩きっぱなしで疲れたので、自由時間が多めのツアーにしてもよかったかなと思いました。