疲れていると忘れがちな夫婦の時間、旅行で思い出すあのころの思い出

夫婦のきずなを深めるホリデー旅行

忙しい毎日で忘れてしまった夫婦の絆を旅行で思い出す!

6月上旬に主人と、上海と台湾へ行きました。有名な観光地やおいしい食べ物、ローカルな食事を楽しむことを目的に行き先を決めました。上海と台湾は案外遠くないため、今回1回の旅行で2か国行くことができました。交通手段は飛行機を使用し、まずは日本から上海へ向かいました。上海で4泊した後、台湾へ向かい3泊しました。

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上海の気候は暑すぎず過ごしやすい気候で、台湾は暑すぎないものの滞在中は毎日雨でした。先日行ったバスツアーの日帰り旅行(エントランス)でもずっと雨でした。美味しいものをたくさん食べられて色々観光も出来て大変楽しく、ツアー中はずっとバス移動だったので良かったのですが、私は雨女なのかもしれません。

上海で訪れた観光地は、上海といえばよくガイドブックの表紙にもなっている外灘の景色。日中と夜の景色のどちらも楽しみました。また、ノスタルジックな雰囲気のある田子坊、中国を感じさせる美しい庭園を持つ豫園、世界最大規模の面積を誇るスターバックス・リザーブ・ロースタリー、その他に新天地、上海動物園、静安寺を訪れました。

台湾では縁結びで有名な龍山寺、若者に人気の西門と永康街、台北のランドマークとなっている台北101、台北のお洒落なカルチャースポットとなっている松山文創、華山1914文化創意産業園区、台湾といえば夜市ということで士林夜市、寧夏路夜市、暁河街観夜市の夜市3か所を訪れました。

2か国ともオプショナルツアーには参加せず、自分たちでリサーチして観光しました。食事に関しては、上海も台湾も小籠包や火鍋が大変美味しく、どの食事も日本人の舌に合うと思います。また、今日本でも大人気のタピオカドリンクを格安で楽しむことができました。現地の若い方がたくさん飲んでいました。

旅行の前から、自分たちで行きたいところはピックアップしていたのですが、どの順でどこを観光するかは計画を立てずに、上海・台湾を訪れました。現地に着いてから交通手段等、調べて動き出したのですが、毎日たくさんの観光地を訪れることができ、気になったお店にふらっと入ったり、目に留まった飲食店にトライしてみたり、予定をきっちり決めていなかったからこそ自由な旅となり、とても充実した時間を過ごすことができました。

観光地を訪れた際や、観光地へ向かう際に通った道の何気ない景色が、それぞれその国や地域らしさを表していて、日本では目にしない建物の形や、色使い、文化を感じました。また、気候や湿度の違いを体で感じることができ、とても印象に残りました。両国ともそれぞれ3、4日の時間を取ることができ、多くの観光地を訪れることができましたが、それでもまだ行ってみたい観光地があり、また旅行に行きたいと思わせてくれるところでした。

旅行中、一番困ったことは、上海での現地の方との会話です。よく海外旅行には行くのですが、たいてい簡単な英語が通じるので言葉に関してとても困った経験はとくになかったのですが、上海では簡単な単語でさえも通じなかったので大変困りました。飲食店に行った際、メニュー表に食事の写真はついておらず、すべて中国語で表記されていました。日本でも漢字を使っているので、なんとなく自分たちである程度どんな料理か予想できるのではないか、と思っていましたが、日本で使っていない難しい漢字が多く、店員さんに尋ねてみても、英語は通じず。隣のテーブルの人が食べているものを指したり、まったく予想もつかないけど勘でオーダーしてみたりと、店員さんとのやりとりに苦労しました。

また、上海での旅行中に驚いたことは、日本よりもはるかにキャッシュレス化が進んでいたことです。中国でキャッシュレスが進んだ背景には、偽札などの問題もあったようで、現金で支払いをした際は、よく偽札ではないか確かめるため、店員さんはお札を透かして確認していました。恥ずかしながら、日本は全てが進んでいる国だと思っていた私には驚きの出来事でした。

夫と、新婚旅行でスペインに行きました。関西国際空港からオランダのアムステルダム空港を経由し、マドリードへ。帰りはバルセロナからアムステルダム、関西国際空港へ。片道15時間かかりました。時期は今年の6月です。日本では梅雨ですが、スペインでは滞在した7日間すべて晴れていて、日中は日差しが強く快適でした。スペインを選んだ目的は、何と言ってもあのサグラダ・ファミリアを見るためです。また、その他のガウディ建築の見学や闘牛観覧も楽しみにしていました。

マドリード、スペイン南部、バルセロナという順番で旅行しました。マドリードでは闘牛を観覧しました。牛が倒される様子はショッキングでしたが、現地民の熱狂ぶりをみて、文化の違いを知ることができ、貴重な体験でした。スペイン南部への観光はオプショナルツアーで行きました。コルドバ、ミハス、セビーリャなどをバス移動で観光しました。特にミハスの白い町並みは、快晴の青空と相まって美しかったです。

バルセロナでは、念願のサグラダ・ファミリアを見学しました。予約していたので、待ち時間もさほどなく中に入れました。外観も素晴らしいですが、内装は息をのむほど美しかったです。上で枝分かれしている柱が巨大な建物を支えていて、美術と建築を両立させたガウディは天才だな、と感動しました。

食事は主にバルをはしごしました。イベリコ豚がのったオムレツが特に美味しかったです。サングリアは日本の甘いものとは違い、ワインに近かったです。

バルセロナにて、ガウディ建築のカサ・バトリョを見学しました。音声ガイドに加え、スマートフォンを渡されました。スマートフォンを内装にかざすと、画面上に当時の生活の様子が映し出されます。暖炉の跡にかざすと、火が燃えている様子が映る、などです。魚が泳いでいる演出などもあって楽しく、子供に戻ったようにはしゃぎました。

また、旅行者が自由に書けるスケッチブックが置いてありました。自分たちの名前の周りをハートで囲んで書き、高校生みたいだね、と笑いました。スペインにはバルが多く、昼から利用しました。気候も良かったのでテラス席で、サングリアを片手にオムレツや、チョリソーなどを食べました。

旅行中は天気も良く気候も良かったのでついつい開放的な気分になり、自然とお酒が進みました。気のいい店員さんも多く、夫はよく「飲んでる?」みたいな感じで声をかけられていました。異国で、現地の人と触れ合いながら気持ちよく食事をしたことが印象に残っていて、帰ってきてからも「あの時の食事、楽しかったよね」と夫とよく言っています。

スペインのスーパーでは、買い物かごを床に置き、レジ台に客が自ら商品を載せるスタイルが主流です。日系のスーパーしか行ったことがない私たちは、いつものように買い物かごをレジ台に載せて、店員さんが商品を取り出すのを待っていました。店員さんは苦笑いを浮かべ、かごを横に倒して商品が落ちてきました。やっとシステムに気づいて慌てて自分たちで商品を出しましたが、恥ずかしかったです。

スペインでは4種類の4つ星ホテルに泊まりましたが、そのうち2つのホテルでは、湯舟がありませんでした。足の疲れを癒すのに湯船にお湯を溜めてマッサージしたかったので少し残念でした。また、どのホテルでも歯ブラシ・バスローブが部屋に置いていませんでした。歯ブラシは、フロントスタッフに言えばもらえたので助かりました。日本のホテルとは備品が違うのだな、と勉強になりました。きちんとリサーチしてから旅行すべきでした。また、オプショナルツアーを利用しましたが、一日中歩きっぱなしで疲れたので、自由時間が多めのツアーにしてもよかったかなと思いました。

新潟県南魚沼市六日町にある六日町温泉に家内と行ってきました。移動手段は都内に住んでいるので、東京駅から上越新幹線になります。新幹線で東京駅から1時間20分ぐらいで越後湯沢駅に着きます。そこからJR越後線に乗り換えて、六日町駅まで約20分ぐらいです。春夏秋冬いろいろな季節に行きました。それぞれの季節で全く表情を変える土地なので、どんな季節に行っても楽しめます。目的は、もちろん温泉三昧です。

六日町温泉に行くと必ず立ち寄るのが、雲洞庵です。日本一の尼寺といわれている由緒あるお寺で、一歩足を踏み入れれば荘厳な雰囲気に圧倒される場所です。冬は豪雪のため閉ざされてしまうので、参拝できるのは春から秋の間だけです。深い森の杉木立に囲まれていて、圧倒的な静けさに包まれています。湧き水があり、一口飲んだら寿命が延びるとあって参拝客は皆飲んでいます。欲を出してペットボトルに入れて帰りたくなりますが、その場で飲むだけにしました。

六日町の泊まった宿からだとタクシーで20分ぐらいの距離です。バス便などはないので観光客にはやや不便な場所にありますが、それでも参拝する価値のあるお寺だと思います。冬は豪雪なので行けませんが、雲洞庵のHPには冬の景色も載っています。興味のある方は一度参拝することをお勧めします。

六日町に行ったら温泉三昧ですが、駅近くの商店街を散策するのも楽しかったです。新潟県はそば処ということもあり、名物のへぎそばを食べることができるお店もたくさんあります。南魚沼市は雪国として知られていますが、ここ六日町はその中でも豪雪地帯として有名な地域です。2、3メートルの積雪は普通にあります。地元の方は雪かきなどうんざりされると思いますが、都会から来ている私たち夫婦にとっては、雪国らしい情緒を感じることができます。

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雪のおかげで水が美味しく、食べ物は何を食べても美味しいです。真冬の吹雪の中を宿の方にあちこち送迎してもらいました。なかでも回転寿司屋は特筆ものです。新潟に水揚げされた新鮮な魚介類が食べられます。東京ではあまり聞いたことのない魚も多く、これが毎回一番の楽しい思い出です。また六日町商店街を抜けた魚野川のほとりにある足湯も有名で、坂戸山や魚野川の景色を見ながらの足湯も毎回旅の楽しみでした。

六日町の駅からバス便もでている八海山に行ったときのことです。ロープウェイで山頂近くまで行くことができましたが、途中で霧が立ちこめてきて、あたりがあっという間に真っ白な世界になってしまったことがありました。最初はきれいな夏の山の景色などを楽しんでいましたが、やはり山の天気は変わりやすく、山の麓の方から白い霧が這うように上がってきたのには、ぞくぞくしました。

見ていたらあっという間に自分や家内の周りが真っ白な霧に包まれて、傍にいる家内の顔も見えないようになってしまいました。なんとかお互い声を出して手を握りましたが、息をするのにもちょっと苦しくなるような空気と水分が重たい霧だったので、恐怖を感じました。あたりには数人の人がいましたが、ファミリーで着ていた子供が泣き出していました。周りの人たちも「大丈夫だよ」と子供に言いながらもさすがに少し怖くて、声が震えてしまいました。

このまま霧が晴れなかったどうしようと思いましたが、ほんの十分ほどで霧が晴れてきたのです。家内や周囲の人たちの顔が見えたときには本当にほっとしました。子供も落ち着きを取り戻して元気になったので、みんなで笑ってしまいました。こういう時に子供がいると和みますね。山での急な天候の変化に対応できるように、次回から懐中電灯などを持参したいと思います。

夫と一緒に旅行したのは滋賀県です。時期は1月の下旬で寒い季節ですが、夫の仕事の休みが取れることと旅行代金が安くなるためにこの時期を選びました。目的は琵琶湖一周をすること。私たち夫婦は日本全国を旅行しているのですが、旅行先としての滋賀県はどこか地味なイメージがあり、前回訪れた際には滋賀県内に宿泊していなかったので、泊を伴う滋賀のみの旅行を計画しました。北海道在住のため、移動手段は飛行機で伊丹空港に行って、あとはレンタカーで移動しました。

大きな琵琶湖一周をするためにはかなりの時間がかかり、またゆっくりと観光したかったので、大津市と長浜市そして彦根市に宿泊。琵琶湖を周りながら観光した主な場所は、近江八幡、彦根城、長浜黒壁スクエア、メタセコイア並木、白髭神社、浮御堂、そして比叡山延暦寺などなど盛り沢山でした。レンタカーで移動したので、自分たちで観光するスポットを決め、自分たちのペースで観て回れるのがメリットでした。

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特に感動したのは比叡山。考えていたよりも広い土地に寺やお堂が点在し、厳かでまさに修行の聖地といった印象で、世界遺産を堪能することができました。国宝に指定されている彦根城は見ごたえがあり、ひこにゃんに会うこともできました。長浜の街並みも含め、歴史を感じることができる旅になりました。食事は地元にこだわり、鮒ずしや近江牛、またご当地グルメの焼鯖そうめんやサラダパンなどを味わいました。

旅行前に想像していた以上に琵琶湖が大きく、またその周辺だけでも楽しいスポットが多いことに驚きました。食事でびっくりしたのは「鮒ずし」です。テレビでは何度も目にしたことがあったのですが、クセのある香りと味に悶絶して笑ってしまうほど。お酒が好きな夫もダメでした。聞くところによると、鮒ずしにも食べやすい初級向きから本格的なものまであるようですが、いきなりキツいものを食べたようです。

景色と雰囲気に感動したのは「ラ コリーナ近江八幡」です。バームクーヘンが有名だということで立ち寄ったのですが、中心にある大きな屋根のメインショップは緑の芝で覆われていて、何ともメルヘンチック。中ではガラス張りの工房があり、バームクーヘンを作っている様子が見学できるようになっていて、焼き立てのバームクーヘンを食べることもできました。香ばしくて、素材の美味しさを存分に味わえるような優しい甘さでした。

メインショップの奥には、広々とした敷地が広がっていて、畑や田んぼもありました。また敷地にはコンテナのお店や他のショップもあり、のんびりと癒されるテーマパークのようなスポットでした。ここでお土産をゆっくり購入できて、景色を楽しみながら休めたのも良かったです。

旅行中に残念だと思ったのは、季節的に琵琶湖自体を楽しむことができなかったことでした。閑散期を選んで旅行したので仕方がないのですが・・。違う季節であれば、びわ湖バレイのロープウェイに乗ってびわ湖テラスやカフェに行きたかったと思っています。困ったのは、思っていたよりも寒かったことで、北海道の寒さに比べたらもちろん暖かいのですが、旅行中に雪が降り出したのには不安を感じました。

レンタカーのスタッドレスの仕様にしていなかったので、もし道路に雪が積もったらどうしようとドキドキしながらドライブしていました。琵琶湖の北部では普通に雪が降るようなので、事前の情報収集が甘かったと少し反省しました。ただ北部の方を車で走っているときに、何やら道路の両端のあちこちから「ビュービュー」と水が勢いよく出ている光景が・・。どうやら雪が降ると凍結防止のために道に水を撒く設備のようで、初めてそれを見ることができたのはラッキーでした。

夏に主人と愛知県へ行ってきました。大阪から出発し、近鉄特急に乗り名古屋へ目指しました。これまで大阪から名古屋まで電車で向かったことはなく、特急であっという間に到着するとは思っていませんでした。確か1時間もかからなかったように思います。ただ、特急列車は指定席のみとなっていて、事前に切符を購入していなかったので、主人とは通路を挟んで別の席になってしまいました。

今回の旅の目的は、帰省です。と言っても名古屋が地元という訳ではなく、関東圏の親戚の家に行くまでの途中で降りて、少し楽しもうという感じの目的で名古屋に行くことになりました。初めて旅行で訪れましたがとても楽しかったです。

ツアーで参加したものではく、自分たちで手配した旅です。名古屋に行くと決めた時に、絶対食べたいねと主人と話していたのはやはり「名古屋めし」です。ひつまぶし、あんかけスパゲッティ、味噌カツ、モーニングなど。食べたいなと思う食事はたくさんありましたが、一泊二日の旅の中で最初に食べたものは、「ひつまぶし」です。どこのお店で食べたかは忘れてしまったのですが、栄駅からほど近い場所にあるお店です。人気のあるお店ということでしたが時間がピークを過ぎていたためスムーズに入店することができました。

これまで食べたひつまぶしとは全然違い、香ばしさがとてもあり美味しかったです。夏の時期にぴったりな食事だったと思います。この他に食べたもので、強く記憶に残っているのは、やはりモーニングです!名古屋の中でも老舗の喫茶店、コンパルで食べたエビフライサンドはとっても美味しかったです!

旅行では、大須の商店街をぶらぶらとしたのですが、これがなかなか楽しかったです。生憎の雨が降る中の観光となったのですが、商店街はアーケードも設置されているので、傘なしでも移動しやすかったです。大須に到着してすぐに行ったのは、有名な大須観音です。商店街の入り口にあるので、とてもアクセスしやすいのでは?と思います。

お参りをした後、商店街を歩いていくと、気になるお店がたくさんあり、ずっときょろきょろしっぱなしでした。モーニングを食べたコンパルもこちらで訪れたのですが、大須の店舗が本店のようです。いくつか支店がある中で本店へ行くことができてよかったです。主人が大須に行ったら絶対行きたいと言っていた場所は「グランパスショップ」です。サッカーが好きなのですが、グランパスファンという訳ではありません。でも、大きなグランパス君のぬいぐるみが置かれていたり、ここでしか買えない様々なグッズはファンでなくてもテンションが上がります。有名なブランドとのコラボ商品もあり、見ているだけでも楽しかったです。大須は食べ歩きできる場所も多く、また外国の飲食店も多いので、どこで何を食べるのかも迷ってしまうくらいでした。

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夏に訪れたので、とても暑かったです。しかも、運が悪いのか訪れた日は名古屋でその夏、最高気温を叩きだした日でした。天候に恵まれていたので、良かったと思っていたのですが、地上を歩いていると汗がとめどなく出てくるので、栄の地下街を通ったり、百貨店などで涼んだりということが多かったように思います。

できれば名古屋城へも行きたかったのですが、どうやら改修工事中とのこともあり、行くことを断念しました。もっと天気も穏やかで、改修工事等を行っていない時に行ければよかったなと思いました。ただ、百貨店で涼んでいる時に、偶然赤福が行っている喫茶店に行くことができました。そこで赤福氷という期間限定のかき氷を食べることができました!

赤福自体、三重県を中心にした一部の地域でしか発売されていませんが、喫茶店があるのは更に限られています。かなり昔に赤福氷というものがあり、とても人気が高いということは知っていたのですが、まさかこのタイミングで食べられるとは思っていませんでした!もちもちとした白玉が美味しく、あんこも美味しかったです。外が暑くなければ、たぶん百貨店で涼んだりはしなかったので、偶然出会えてよかったです。